Kyoto University Institute for the
Advanced Study of Human Biology

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2023.11.3

科学の最新動向を基に、エピゲノム編集の倫理・規制を議論

澤井努 准教授(広島大学大学院人間社会科学研究科 、京都大学 高等研究院ヒト生物学高等研究拠点(WPI-ASHBi) 連携研究者)、本田充研究員(京都大学iPS細胞研究所)、赤塚京子特定研究員(京都大学iPS細胞研究所上廣倫理研究部門)の研究グループは、哺乳類において世代を超えたエピジェネティックな遺伝が可能であることが示唆された研究成果を受け、今後、エピゲノム編集の倫理・規制を考える際には、エピゲノム編集ツールの根底にあるメカニズムや人体への影響を考慮する必要があると論じました。

本研究成果は、2023年11月2日に学術誌『Stem Cell Reports』でオンライン公開されました。

詳しい研究成果は こちら

論文情報

タイトル Is epigenome editing non-inheritable? Implications for ethics and the regulation of human applications
著者 Mitsuru-Sasaki Honda, Kyoko Akatsuka, Tsutomu Sawai
DOI 10.1016/j.stemcr.2023.10.003