2023.3.30
柳田素子 ASHBi主任研究者が、令和5年度の「日本腎臓財団学術賞」を受賞しました。
日本腎臓財団学術賞は同財団が主催する賞で、腎臓学に関し、学術的に多くの方々に認められ、今後なお発展することが期待される研究業績を挙げた者に授与されます。
柳田教授は、腎臓病の進展機構の解明に関する傑出した研究業績のほか、癌と腎臓病の融合領域Onconephrologyの診療と研究に従事しています。また、がん拠点病院21施設からなるOnconephrology Consortiumを設立し、2022年に発刊された「がん薬物療法時の腎障害診療ガイドライン」改訂版の改訂委員長をつとめました。このような功績を認められ、今回の受賞となりました。
なお、柳田主任研究者は、2004年に日本腎臓学会大島賞、2020年にはベルツ賞(2等賞)を受賞し、2013年にはAmerican Society of Clinical InvestigationのElected Memberに選出されています。