受託解析サービス

RNA-seq解析

概要

total RNAをご提出いただき、ライブラリーをBiomek i7自動分注ワークステーションを利用して調製したのちにシーケンスを行い、fastqデータを納品するサービスです。

NEB社の以下のキットを使用して、ライブラリー調製を行っています。

  • NEBNext Poly(A) mRNA Magnetic Isolation Module[E7490]
  • NEBNext Ultra II Directional RNA Library Prep Kit [E7760]
  • NEBNext Multiplex Oligos for Illumina (96 Unique Dual Index Primer Pairs) [E6440]

提出サンプル要件

total RNA
  • ボリューム:最低8 µl
  • 総量:最低300 ng
  • 濃度:10-150 ng/µl、推奨50-100 ng/µl
  • RNA精製過程でDNase 処理することをお勧めしております。(必須ではありません)
  • RNAの濃度は各自測定してください。(Qubit、NanoDrop等)
  • 本サービスではライブラリー調製前のRNA integrityの測定は実施しません。なお、使用するライブラリー調製キットではRIN値7以上であることが推奨されています。各自Agilent Bioanalyzer等でこれを確認することを推奨します。もしくは、SignACのRNA QCのサービスをご利用いただくこともできます。(RNAの不具合で生じた問題は各自の自己責任とさせていただきます)
  • Redmineにサンプル名(チューブに書いてある情報)、濃度を記入したエクセル等のファイルを提出してください。サンプル名には通し番号をつけてください。
  • 原則として1.5 mlチューブで提出してください。チューブには名前とredmine(SignAC依頼システム)で発行されるチケット番号、サンプルNo.(サンプルが複数ある場合)を記入してください。
    • 8 サンプル以上の場合は 8 連チューブ、 24 サンプル以上は 96 well プレートでも可
  • 原則として各自記載の濃度をもとにライブラリー調製に進みます。

納品物

fastqファイル
  • paired-end 50 bp以上、1500万リード以上を目安としています。
  • アダプタートリミングは行っていません。
  • 簡単な一次解析(mappingなど)もご相談ください。

納期

お問い合わせください。

参考

サンプルを受け取ってから1か月程度(2022年度実績)