科研費へ新たに応募される研究者の方を対象に、審査員が理解しやすい研究計画調書を作るための工夫を紹介するセミナーを 2019年9月12日に開催し、54名が参加されました。本セミナーでは科研費の研究計画調書を「図」と「文章」に分解、それぞれの作成ポイントを、具体例や審査員の評価ポイントも交えながら、紹介いたしました。

セミナーは3部で構成され、第1部では、審査員の視点から研究計画調書を見ていきました。続く第 2 部では、理解しやすい図を作成するには、まず研究構想のストーリーを整理することが重要だ、ということを学びました。そして第 3 部では、URAによる具体的な添削事例を交えながら、著書の各項目に何を記載すべきかを学びました。

参加者からは、「シンプルな内容、図が重要と分かり、有意義な内容でした」「大変参考になったので、あらためて自分の書類を見直したい」など、計画書の作成・修正につながる内容だった、との声をいただきました。

ASHBiでは、今後も研究支援のための各種セミナーを開催予定です。詳細は順次WEB サイトで掲載いたしますので、ぜひこれからもお見逃しなく！

セミナー配布資料

今回のセミナーで配布しました資料は、下記からご覧頂けます。

• 第1部 科研費審査員の視点（ASHBi 信田URA）
• 第2部 科研費研究計画調書のグラフィックデザイン（情報環境機構 小野特定講師）
• 第3部 科研費研究計画調書 書き方のポイント（KURA 古谷シニアURA）