2021.9.13
澤井 特定助教による書籍紹介が、日本生命倫理学会のウェブサイトに掲載されました。
▼先端科学から生じる新しい倫理問題とは何か。
▼キメラ動物、人工的に作られる脳や胚、操作される未来世代――先端科学が生み出す「新たな存在」に私たちはどんな道徳的義務を負うのか?
▼基礎知識と思考法を文理問わず伝授する 、新次元の倫理学!
ES細胞やiPS細胞、遺伝子操作といった先端科学技術によって、私たちの生活や命のあり方が大きく変わりつつある。それは、人々の救いになると同時に、計り知れない危害をもたらす可能性がある。
先端科学が開発される現場で、倫理の問題を追究してきた著者は、「命をどこまで操作してよいか」という問いに対峙する。
本書は、「道徳的地位」の考え方を導入することで、「命の操作」に関する代表的な問題を整理し、リスクとベネフィットを評価しながら、何をどこまで許認めるのかを実践的に考えていく。
キメラ動物、人工的に作り出される脳や胚、果てはまだ存在しない未来世代まで、「新しい存在」の倫理をどう考えるべきか。そのための知識と思考法を文理問わず伝授する、新次元の倫理学!
(慶應義塾大学出版会ウェブページより転載)
タイトル | 命をどこまで操作してよいか 応用倫理学講義 |
著者 | 澤井 努 |
出版社 | 慶應義塾大学出版会 |
判型 | A5判 224ページ 並製 |
初版年月日 | 2021年9月22日 |
ISBN | 978-4-7664-2768-4 (4-7664-2768-8) |
定価 | 2,750円(本体 2,500円) |
URL | https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766427684/ |