メンバー
教授
柊 卓志Takashi Hiiragi
教授
私たちは生物の自己組織化の設計原理を明らかにするため、生物学、物理学、数学を組み合わせて研究に取り組んでいます。これまでの研究では、細胞運命、極性、細胞組織力学からなるフィードバックモデルなどを次々と明らかにしてきました。
幅広い実験手法を用いて、発生生物学や細胞生物学における根源的な課題に挑戦しています。
- 略歴
- 京都大学にて医学士(M.D)取得後、京都大学月田承一郎研究室にて博士号取得 (2000年)。2000年からドイツ、マックスプランク免疫生物学研究所Davor Solter研究室でポスドク。2002年に同所でジュニアグループリーダー、2007年にマックスプランク分子生物医学研究所で独立グループを主宰。その後、2011年から2021年までドイツ、欧州分子生物学研究所(EMBL)でグループリーダー。その間イギリス、ケンブリッジ大学にて動物発生学分野チャールズ・ダーウィン教授職(2018-19年)。2019年より京都大学高等研究院ヒト生物学高等研究拠点(ASHBi)特別招へい教授、2021年よりオランダ、ヒューブレヒト研究所シニアグループリーダー、2023年より京都大学大学院医学研究科教授となり、現在に至る。
助教
市川 尚文Takafumi Ichikawa
助教
哺乳類の発生において、胚の子宮への着床はその後の発生に必要不可欠です。私は母体外で着床期の胚発生を再現し、最先端顕微鏡や生物物理手法を含む様々な手法を駆使して、着床期の胚の形態形成やパターン形成機構を明らかにしています。マウスやサルを用いながら、ヒトの誕生の本質的な理解を目指しています。
- 略歴
- 京都大学卒業後、同大学院農学研究科にて博士号取得(2017年)。2017年から2021年までドイツ、ハイデルベルクにて欧州分子生物学研究所(EMBL)Hiiragi研究室でポスドク研究員。2021年より京都大学高等研究院ヒト生物学高等研究拠点(ASHBi)特定助教。2023年に同大学院医学研究科助教となり、現在に至る。
- 主要論文
- Ichikawa, T., Zhang, H. T., Panavaite, L., Erzberger, A., Fabrèges, D., Snajder, R., Wolny, A., Korotkevich, E., Tsuchida-Straeten, N., Hufnagel, L., Kreshuk, A., & Hiiragi, T. (2022). An ex vivo system to study cellular dynamics underlying mouse peri-implantation development. Developmental Cell, 57(3), 373–386.e9.
技術補佐員
牧野 芽以Mei Makino
技術補佐員
- 略歴
- 名古屋大学理学部を卒業後、名古屋大学理学研究科を修士で卒業。2022年10月から柊グループにて技術補佐員。
濵治 麻理奈Marina Hamaji
技術補佐員
- 略歴
- 2023年10月から柊グループにて技術補佐員。
医学部学生(オフィス・アシスタント)
菊谷 颯哉Kikutani Soya
医学部学生(オフィス・アシスタント)
2024年5月から柊グループにてオフィス・アシスタント。
吉田 慎二郎Yoshida Shinjiro
医学部学生(オフィス・アシスタント)
2024年5月から柊グループにてオフィス・アシスタント。
特定職員(秘書)
湊 忍Shinobu Minato
特定職員(秘書)
Postdoc
Dimitri FabrègesDimitri Fabrèges
Postdoc
Prachiti MoghePrachiti Moghe
Postdoc
Anniek StokkermansAnniek Stokkermans
Postdoc
Laura Rodriguez MuñozLaura Rodriguez Muñoz
Postdoc
Gawoon ShimGawoon Shim
Postdoc
PhD Student
Erica van der MaasErica van der Maas
PhD Student
Tim LangeTim Lange
PhD Student
Technician
Samira HozeifiSamira Hozeifi
Technician