研究倫理について

背景:研究倫理コンサルテーションについて

ASHBiで実施中または実施予定の生命科学研究には、明確な研究ルールがない、あるいはルール策定が進行中のものや、社会的懸念を惹起するものが含まれます。

倫理グループではASHBiで実施される生命科学研究が、計画段階から成果発表に至るまで迅速かつ健全に行われることを目的に、研究者らが倫理的、法的、社会的課題について、気兼ねなく相談できる窓口を設置することにしました。

図。
経験豊富な男性科学者は「 ヒト胚モデルを作製したい。倫理審査の申請にあたり、どの指針を参照すべきか?」考えています。
ある若い女性科学者は、「倫理審査委員から○○とコメントがあったが、返答に困っている。」と考えています。
ある若い男性科学者は、「論文の倫理的配慮の欄やプレスリリースを書く際、どのような点に気をつけたらよいか?」と考えています。

具体的な流れ

相談窓口のメールアドレス宛てに依頼者がメールを送信。

電子メールを象徴する、右向きの封筒のイラスト。

倫理グループが、平日24時間以内を目処に依頼者に受取確認のメールを返信。

既読文書を象徴する緑色のチェックが付いた文書のイラスト。

倫理グループ内で相談内容を検討。

文書の検査を象徴する拡大鏡のイラスト。

依頼者に確認の上、必要に応じて倫理グループ以外の相談協力者に意見を求める。

性別のない 2 人の人々が互いに話しているイラスト。

検討結果について平日5日以内に依頼者に返信。

左向きの電子メールを象徴する封筒のイラスト。

概要

相談対象者

  • ASHBi所属の研究者
  • 大学院生
  • 技術員等

相談員

  • ASHBi倫理グループ(藤田 みさお+特定研究員):
    研究倫理全般

相談協力者

4 つの円を含む図。 中央の円のテキスト: 連絡先 ashbi.kyoto-u.ac.jp/bioethics 上の丸のテキスト: 相談対象者- ASHBi 所属の研究者- 大学院生- 技術員等 右下の丸の本文:相談員- ASHBi倫理グループ(藤田 みさお+特定研究員): 研究倫理全般 左下の丸のテキスト:協力者- アレブ ジャンタシュ: 発生生物学 - 柳田 素子: 臨床研究- 依馬 正次: 動物実験 - グーラス スピロス: 出版倫理

その他

  • 相談員及び相談協力者には守秘義務が課され、内容が外部に漏れることはありません。
  • 相談内容は記録として残し、相談者個人や相談内容が特定されないかたちで、データにまとめて公開することがあります。
  • 倫理審査のための申請書類の作成、及び倫理審査委員会に問い合わせる内容は対応いたしかねます。