ONT ウルトラロングリードDNA解析
解析概要
凍結細胞ペレットを提出いただき、ウルトラロングリード用のライブラリーを調製し（Oxford Nanopore Technologies社SQK-ULK114キットを使用）、R10.4.1フローセルでシーケンスを実施し、シーケンスデータを納品するサービスです。フローセルのwashとリロードを2回まで実施し、最大3回のロードを行うものとしています。
超高分子のDNA配列（N50 : ~80 kb）を解析することが可能です。
- 内規上の名称：
ウルトラロングリードDNA解析
サンプル要件
600万細胞以上のペレット 2本
細胞に合った方法で分散し、細胞数を測定してください。
- サンプルは原則として1.5 mlチューブに入れてください。
DNA Low bind tubeを推奨しています。
- 1.5 mlチューブには名前とredmine（SignAC依頼システム）で発行されるチケット番号、サンプルNo.（サンプルが複数ある場合）を記入してください。
- ドライアイス便でお送りください。
納品物
POD5/fastqファイル
- Output：25～50 Gbase
データ量の保証はできません。
- 1フローセル単位の解析サービスになります。
- 原則として、fastqファイルは、最新版MinKnowデフォルトのBasecallerでbasecall (High accuracy mode) して生成します。
- 5mC detectionもご相談ください。
- 簡単な一次解析（mappingなど）もご相談ください。対応できる場合があります。
納期
お問い合わせください。
参考
キットの在庫がある場合は1～3週間程度、ない場合は3～4週間程度