研究者が直⾯する様々な問題に対し、ユニットのスペシャリスト(専⾨職⼈材)が問題の解決を図るとともに、それらの解決策をシステム化して拠点内の秘書/事務組織と共有することで、同じ問題が再び⽣じたときは秘書/事務組織のみで対処できる体制を構築しています。
海外研究者支援
日本で新しく研究環境を整備するには、非常に多くの書類や手続きを処理するだけでなく、様々な規則やガイドラインに沿って進めなければなりません。それらの手続きは複雑であり、英語対応になっていないものも多くあります。新任研究者にとって、これらの諸手続きを滞りなく処理するのは極めて大変かつ困難です。このような時、全体像や流れを素早く掴めたり、効率的・効果的に処理するためのガイドがいればいいのに、と思うのではないでしょうか?ASHBiでは、そのためのテーラーメイドのサポートを提供します。
産学連携:ファーストコンタクトプログラム
若⼿研究者同⼠による双⽅向の知識交流
ASHBi では、アカデミアと企業の若⼿研究者による双⽅向の知識交流を⽬指した「ファーストコンタクトプログラム」を実施しています。活発な議論を通じ、アカデミアの研究と企業の社会実装が出会い、その中から将来のイノベーションへのヒントやネットワークの構築へ繋げることを⽬指しています。

疑問に思ったことはその場で議論し、学びや気付きを共有
本プログラムは、発表中であっても疑問に思ったことはその場で議論するというインタラクティブ形式で実施。従来のセミナーで⾒られる「⼀⽅向」の知識の流れではなく、質疑が次の派⽣的な質疑を⽣み出す「双⽅向」の議論を通じて、全体で気づきや学びを共有する場を形成します。
広報/アウトリーチ
ASHBi は、ウェブサイトやソーシャルメディアを通じて、研究活動を国際社会に向けて積極的に発信しています。同時に、研究成果を社会に還元するアウトリーチ活動にも取り組んでいます。その際、専⾨外の読者にも研究ストーリーが理解できるように、分かりやすい⽂章を作成するとともに、科学イラストを積極的に活⽤しています。
プレスリリース
プレスリリースとは、情報を報道関係者向けに⼤学から発信することです。プレスリリースを⾏い、報道関係者の⽬に留まると、ニュースとして編集され、⼀般の⼈々へ研究成果が届けられます。ASHBi でプレスリリースを⾏う条件は以下のとおりです。
- 1st またはcorresponding author がASHBi 研究グループに属する研究者であること
- 査読のある学術誌に掲載される研究論⽂
- 上記以外でも、学術的・社会的に重要と認められるもの
プレスリリースをご希望の⽅は、下記の情報を添えてASHBi 広報(ashbi-prATmail2.adm.kyotou.ac.jp)までご連絡ください。
- 論⽂情報(雑誌名・論⽂タイトル)
- 論⽂公開⽇(未定の場合は未定と記載)
- 論⽂原稿
- 共同リリース機関の有無
- アクセプトメール
また、ASHBi では、原稿の校正や英⽂・ビジュアルの作成をサポートしています。プレスリリースの制作には、すべての情報が揃ってから7-10 ⽇ほどかかります。イラストは2-4 週間程度必要です。ご留意ください。 プレスリリース作成のために、ASHBi ではアンケートを活⽤しています。アンケートは研究ストーリーのコンセプトをもとに作成されており、アンケートに答えるだけで論⽂にはあまり書かれていない情報を引き出し、プレスリリースのアウトラインができるようになっています。

論⽂等の研究成果については、本部広報室を通じて記者クラブへプレスリリースを配信します。併せて、ASHBi ウェブサイトやソーシャルメディアでの配信を⾏います。英⽂リリースについては、世界最⼤級の科学ニュースプラットフォーム「EurekAlert!」を活⽤し、広く海外メディアに配信しています。希望があれば広報室と記者説明の調整をいたしますので、お知らせください。
アウトリーチ活動
ASHBi は、所属研究者による⾼等学校などへの出張講義や、中学⽣が企画した⽣命倫理学セミナーの開催など、研究成果を積極的に社会に還元するアウトリーチ活動に取り組んでいます。
学術集会/イベント
ASHBi ではシンポジウムやワークショップなどの学術集会やイベントのサポートも⾏っています。