村川 泰裕 ASHBi主任研究者が、第2回神戸賞Young Investigator賞を受賞しました。
京都大学高等研究院 ヒト生物学高等研究拠点(WPI-ASHBi)の村川 泰裕 ASHBi主任研究者が、2025年4月8日 第2回神戸賞Young Investigator賞を受賞しました。
公益財団法人 中谷財団は、財団設立40周年を記念して2024年に神戸賞を開設しました。『神戸賞』とは、今後日本がリードしていく分野として注目している「BME(Bio Medical Engineering)分野〜生命科学と理工学の融合境界領域〜」においてイノベーションをもたらす優れた独創的な研究で実績を挙げた研究者や、そのユニークな研究で将来性が嘱望される若手研究者に光を当てる新たな学術賞です。
村川PIは、これまで解析の困難であった、活性化したエンハンサー1のみを一細胞レベル高精度に解析する技術「ReapTEC法」の開発と、そのヒト免疫学への応用の功績が認められ、今回の受賞となりました。
用語解説
- エンハンサー:遺伝子発現を制御する機能を持つDNA配列。その中でも、遺伝子の上流や下流の遠方に位置し、遺伝子の転写効率を高める部分。 ↩︎